ハンドブックファースト。
2011年、ウクライナの水道もない家に暮らしていた共同創業者ディミトリー・ザポロゼツ氏が優れたコラボレーションを追求するためのプロジェクトとしてGitLabをスタートさせました。「毎日の井戸への水くみよりも、ソフトウェア開発者たちがコラボレーションするツールがないことのほうが問題だと感じていた」
2021年8月時点で100万人以上の有料課金ユーザーと3000万人以上の登録ユーザー数を抱える規模にまで成長しています。
ウクライナ発祥のサービスだとは知らなかった。
2008年創業のGitHubはウクライナでは制限されていたのだろうか。
GitLabは世界67カ国以上にまたがり、2000名を超えるメンバーが在籍しているオールリモート企業。
オフィスを持たず、世界中に従業員がいるので決まった就業時間やコアタイムなどのタイムラインも持たない。
非同期コミュニケーションを前提としている。
2021年にNASDAQに上場、時価総額64億ドルのユニコーン企業。
オフィスを持たない多国籍リモート組織がどのようにして運営されているか?
徹底的なドキュメント化、GitLab Handbook(3000ページ弱)を拠り所にしているとのこと。
あとは、GitLab Valuesについての話題が多いので、Google翻訳して読むといいかも。
これらは都度更新されていくとのこと。
メンバー間でURLを提示してコミュニケーションを円滑化しているらしい。
基準がないと良し悪しの判断ができないし、建設的に積み上げることもできないので、細かいルールが明文化されているのは仕事しやすそう。
普段から、Railsで詰まったときにGitLabではどう実装しているんだろうかと生きたソースコードとして参考にしていたんだけど、Handbookも同じく参考になりそう。