読書

ギターのアドリブを練習してるときにあんまりリズムを意識できてない件

2021年5月26日

YouTubeでIsn't she lovelyのバッキングトラックを流してギターでアドリブの練習している。

ただ、どうにもこうにも一本調子になってしまい自分で自分に飽きてきている。

ペラペラーっとメジャースケールをなぞったりコードトーンを弾いたりダブルストップを弾いたりという感じで自分から新しい何かが湧き出てくる気がしない。

いわゆる手癖になってしまってるようでここに来たらこう、あそこに行ったらこうっていう感じで同じ道を何度も行き来してて本当に嫌気が差す。

音楽はメロディとコードとリズムで構成されていると認識しているんだけど、スケールをどう行き来するかばっかりでリズムに対する意識がなさすぎるんだろうなあということに気づいた。

できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方 超入門を読みたかったけれど先日Kindle Unlimitedを解約してしまったからか再開がうまくできずに読めていない。

でも表紙におもしろいことが書いてあってリズムの読みかたがタータタだったらラーメンという言葉で覚えようと書いてある。

他にもタタータはステーキ、タタターはカロリー、タタッタはストップらしい。

4拍3連でしながわをしなが、わしな、がわし、ながわで捉えるような話と似てておもしろい。

タ、ー、ッの3つがある、そもそも使える組み合わせパターンはどれくらいあるんだろうか?ということで調べてみた。

rhythm.rb

['タ','ー','ッ'].repeated_permutation(4).each_with_index do |perm, index|
  status = ' '
  joined = perm.join
  if joined.include? 'ー'
    status = 'x' if perm[0].include? 'ー'
    status = 'x' unless joined.include? 'ター'
    status = 'x' if joined.include? 'ッー'
  end
  printf("%02d %s %s ッッッッ %s ッッッッ\n", index + 1, status, joined, joined.gsub(/[タ]/) {|s| %w(ド レ ミ ソ ラ).sample })
end

出力結果

01 タタタタ ッッッッ レソラミ ッッッッ
02 タタター ッッッッ レラドー ッッッッ
03 タタタッ ッッッッ ドレドッ ッッッッ
04 タタータ ッッッッ ソドーソ ッッッッ
05 タターー ッッッッ ドレーー ッッッッ
06 タターッ ッッッッ ラレーッ ッッッッ
07 タタッタ ッッッッ ララッミ ッッッッ
08 x タタッー ッッッッ ミソッー ッッッッ
09 タタッッ ッッッッ ラドッッ ッッッッ
10 タータタ ッッッッ ソードレ ッッッッ
11 ターター ッッッッ レーラー ッッッッ
12 タータッ ッッッッ ドーソッ ッッッッ
13 ターータ ッッッッ ソーード ッッッッ
14 ターーー ッッッッ レーーー ッッッッ
15 ターーッ ッッッッ ミーーッ ッッッッ
16 ターッタ ッッッッ ドーッソ ッッッッ
17 x ターッー ッッッッ ラーッー ッッッッ
18 ターッッ ッッッッ ドーッッ ッッッッ
19 タッタタ ッッッッ ソッレソ ッッッッ
20 タッター ッッッッ ドッドー ッッッッ
21 タッタッ ッッッッ ソッソッ ッッッッ
22 x タッータ ッッッッ ドッード ッッッッ
23 x タッーー ッッッッ ラッーー ッッッッ
24 x タッーッ ッッッッ ドッーッ ッッッッ
25 タッッタ ッッッッ ラッッド ッッッッ
26 x タッッー ッッッッ ソッッー ッッッッ
27 タッッッ ッッッッ レッッッ ッッッッ
28 x ータタタ ッッッッ ーソラド ッッッッ
29 x ータター ッッッッ ーソドー ッッッッ
30 x ータタッ ッッッッ ードラッ ッッッッ
31 x ータータ ッッッッ ードーラ ッッッッ
32 x ーターー ッッッッ ーレーー ッッッッ
33 x ーターッ ッッッッ ーソーッ ッッッッ
34 x ータッタ ッッッッ ードッソ ッッッッ
35 x ータッー ッッッッ ーソッー ッッッッ
36 x ータッッ ッッッッ ーソッッ ッッッッ
37 x ーータタ ッッッッ ーーレド ッッッッ
38 x ーーター ッッッッ ーーソー ッッッッ
39 x ーータッ ッッッッ ーーレッ ッッッッ
40 x ーーータ ッッッッ ーーーミ ッッッッ
41 x ーーーー ッッッッ ーーーー ッッッッ
42 x ーーーッ ッッッッ ーーーッ ッッッッ
43 x ーーッタ ッッッッ ーーッソ ッッッッ
44 x ーーッー ッッッッ ーーッー ッッッッ
45 x ーーッッ ッッッッ ーーッッ ッッッッ
46 x ーッタタ ッッッッ ーッララ ッッッッ
47 x ーッター ッッッッ ーッラー ッッッッ
48 x ーッタッ ッッッッ ーッミッ ッッッッ
49 x ーッータ ッッッッ ーッーソ ッッッッ
50 x ーッーー ッッッッ ーッーー ッッッッ
51 x ーッーッ ッッッッ ーッーッ ッッッッ
52 x ーッッタ ッッッッ ーッッラ ッッッッ
53 x ーッッー ッッッッ ーッッー ッッッッ
54 x ーッッッ ッッッッ ーッッッ ッッッッ
55 ッタタタ ッッッッ ッソミソ ッッッッ
56 ッタター ッッッッ ッミソー ッッッッ
57 ッタタッ ッッッッ ッレドッ ッッッッ
58 ッタータ ッッッッ ッソーミ ッッッッ
59 ッターー ッッッッ ッソーー ッッッッ
60 ッターッ ッッッッ ッドーッ ッッッッ
61 ッタッタ ッッッッ ッソッレ ッッッッ
62 x ッタッー ッッッッ ッミッー ッッッッ
63 ッタッッ ッッッッ ッレッッ ッッッッ
64 x ッータタ ッッッッ ッーレド ッッッッ
65 x ッーター ッッッッ ッーラー ッッッッ
66 x ッータッ ッッッッ ッーレッ ッッッッ
67 x ッーータ ッッッッ ッーーミ ッッッッ
68 x ッーーー ッッッッ ッーーー ッッッッ
69 x ッーーッ ッッッッ ッーーッ ッッッッ
70 x ッーッタ ッッッッ ッーッラ ッッッッ
71 x ッーッー ッッッッ ッーッー ッッッッ
72 x ッーッッ ッッッッ ッーッッ ッッッッ
73 ッッタタ ッッッッ ッッミド ッッッッ
74 ッッター ッッッッ ッッラー ッッッッ
75 ッッタッ ッッッッ ッッレッ ッッッッ
76 x ッッータ ッッッッ ッッーレ ッッッッ
77 x ッッーー ッッッッ ッッーー ッッッッ
78 x ッッーッ ッッッッ ッッーッ ッッッッ
79 ッッッタ ッッッッ ッッッミ ッッッッ
80 x ッッッー ッッッッ ッッッー ッッッッ
81 ッッッッ ッッッッ ッッッッ ッッッッ

全部で81パターンあるけど、リズムとしては使えなさそうなものはxをつけていて使えるのは34パターンだった。

34パターン全部にステーキとか割り当てられたらいいんだけど日本語辞書とマッピングさせて正規表現でよさげなキーワードを引っ張るとかすればいけそうだけどまあそれはいいか。

たとえば58番のッタータ ッッッッはミュート ド 伸ばす ド ミュートx4というように複数回弾いて練習するんだけどドだけだと飽きる。

ファが入ると二文字だからずれるんだよなあということでドレミソラ(=メジャーペンタ)をランダムで置換するようにしてみた。

結果、58番はッソーミ ッッッッとなる、Rubyスクリプトを実行するたびに結果は変わる。

これを上からひたすら弾きまくればアドリブで出てくるメロディのリズムのバリエーションが増えて楽しくなるかもしれない。

34パターンは多すぎて引き出せるようにならない気もする、もっと実用的なものに絞り込んだほうがいいかもしれないが個々で選別していけばいい気もする。

ランダムだとメジャーペンタの範囲内に収まっていてもとっぴな音階になってるものもある。

それはそれで自分が持っていない新しい音階に意味づけして耳を鍛えて再利用可能にする訓練になるんだろうけど。

02 タタター ッッッッ レラドー ッッッッのレラドーなんかは5弦3Fから1弦8Fまでの2オクターブを想定した場合。

9th 6th 8th(3弦7F > 4弦7F > 3弦5F)は薬指くねくねさせながら弾くことはありそう。

9th 13th 8th(3弦7F > 1弦5F > 1弦8F)は想像できないし弾いたことないかもしれない。

13th 8thは短三度なのでいいけど、9th 13thはインターバルがありすぎる気がするけどそうでもないんだろうか。

いやそれぞれのセットだと問題ないけどセットが組み合わさるととっぴな感じになるんですよね、自分の耳の問題なのかな?

半音かつコードトーンで終わらせたほうがより実践的で練習効率があがるかもしれない。

ミとファはファがあってずれるのでシとドだけにして最後ドで終わるようにするとかがよさそうではある。

または五線譜を表示してインターバルを小さくして表示すればいい感じになりそう。

Webアプリにして画像で見やすく表現すればファがはいってずれるとか気にしなくてもよくなりそう。

やるなら五線譜生成するJSライブラリを探すところからですね…

アドリブ練習じゃなくてアプリを作るほうに熱心になりそうで本末転倒だよな。

ずっと見てるとゲシュタルト崩壊してくる、チキンタツタタツタチキンタツタ。

追記

教則本をヒントにパターンを調べてみたけどよくよく考えてみれば伸ばそうが切ろうが好きに使い分ければいいわけでもっと単純化してタとーだけにしてみたら8パターンだった。

実際にはッタタタのように休符があるけどそれも好きに使い分ければいいということにして単純化してしまう。

# ['タ','ー','ッ'].repeated_permutation(4).each_with_index do |perm, index|
['タ','ー'].repeated_permutation(4).each_with_index do |perm, index|
  status = ' '
  joined = perm.join
  if joined.include? 'ー'
    status = 'x' if perm[0].include? 'ー'
    status = 'x' unless joined.include? 'ター'
    status = 'x' if joined.include? 'ッー'
  end
  printf("%02d %s %s ッッッッ %s ッッッッ\n", index + 1, status, joined, joined.gsub(/[タ]/) {|s| %w(ド レ ミ ソ ラ).sample })
end

出力結果

01 タタタタ ッッッッ レドレレ ッッッッ
02 タタター ッッッッ ラドラー ッッッッ
03 タタータ ッッッッ ミラード ッッッッ
04 タターー ッッッッ ドドーー ッッッッ
05 タータタ ッッッッ ドーソラ ッッッッ
06 ターター ッッッッ ラードー ッッッッ
07 ターータ ッッッッ ミーーラ ッッッッ
08 ターーー ッッッッ レーーー ッッッッ
09 x ータタタ ッッッッ ーソソド ッッッッ
10 x ータター ッッッッ ーミソー ッッッッ
11 x ータータ ッッッッ ードーレ ッッッッ
12 x ーターー ッッッッ ードーー ッッッッ
13 x ーータタ ッッッッ ーーソド ッッッッ
14 x ーーター ッッッッ ーーレー ッッッッ
15 x ーーータ ッッッッ ーーーレ ッッッッ
16 x ーーーー ッッッッ ーーーー ッッッッ

意識できてないのは以下の5種類なのでこれだけ重点的に練習してみよう。

02 タタター > カロリー
03 タタータ > ステーキ
04 タターー
05 タータタ > ラーメン
07 ターータ

よくよく見直してみたら表紙に書いてあるのが重要なリズムだったんだと気がついた。

04 タターー、07 ターータがなんなのか気になるので本はざっと目を通しておきたい。

2021/05/26追記

できる ゼロからはじめる楽譜&リズムの読み方 超入門にざっくり目を通したら残りはカレーとケーキだったので以下のようになる。

02 タタター > カロリー

03 タタータ > ステーキ

04 タターー > カレー

05 タータタ > ラーメン

07 ターータ > ケーキ

他には3連符はメタボ、5連符はオムライス、6連符はハヤシライス、7連符はフライドポテトとのことでキーワードを割り当てることで無機質なリズム表記が身近なものになっていい。

お、ここは5連符で弾いてみよう、オムライス!オムライス!

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