Zグレードは以下の6種類がラインナップされています。
- シエンタ Z(5人乗り)
- シエンタ Z(7人乗り)
- シエンタ HYBRID Z(5人乗り)
- シエンタ HYBRID Z(7人乗り)
- シエンタ HYBRID Z E-Four(5人乗り)
- シエンタ HYBRID Z E-Four(7人乗り)
豪雪地帯で日常的に運転をする機会があり4WDが必須であれば、HYBRID Z E-Fourしか選べないので検討の余地はありません。
- 今回は5人乗りの3種類で比較する
- 燃費はWLTCモードではなく、e燃費の実燃費で計算する(なぜかZ E-Fourのほうが燃費がよい)
- オプションは最低限必要そうなものを追加した(なぜかZはトヨタチームメイトが追加できなかった)
- ガソリン車は自動車重量税、自動車税環境性能割を車両価格合計に加算する
- 自賠責ボーダーギリギリの13年間乗車予定
- 年間10000km走行するものとする
gogo.gsによると2023/11/24時点での全国のレギュラーガソリン平均価格が169.9円なので170円で計算してみます。
今後13年間のガソリンの平均価格が170円だった場合
Z | HYBRID Z | HYBRID Z E-Four | |
---|---|---|---|
車両価格 | 2520000 | 2870000 | 3060000 |
アルミホイール | 55000 | 55000 | 55000 |
コンフォートパッケージ | 79200 | 79200 | 79200 |
IRカットフィルム | 24200 | 24200 | 24200 |
トヨタチームメイト | 0 | 93500 | 93500 |
ディスプレイオーディオ | 33000 | 33000 | 33000 |
自動車税種別割 | 7600 | 7600 | 7600 |
自動車税環境性能割 | 62600 | 0 | 0 |
自動車重量税 | 36900 | 0 | 0 |
自賠責保険料 | 24190 | 24190 | 24190 |
販売諸費用 | 70160 | 70160 | 70160 |
車両価格合計 | 2912850 | 3256850 | 3446850 |
車両価格差異 | 0 | -344000 | -534000 |
燃費(WLTCモード) | 18.4 | 28.4 | 25.3 |
e燃費 | 16.84 | 21.89 | 22.23 |
燃費の差 | 1.56 | 6.51 | 3.07 |
ガソリン代 | 170 | 170 | 170 |
年間走行距離 | 10000 | 10000 | 10000 |
ガソリン代1年分 | 100951 | 77662 | 76474 |
ガソリン代13年分 | 1312363 | 1009606 | 994162 |
ガソリン代の差 | 0 | 302757 | 318201 |
総額 | 4225213 | 4266456 | 4441012 |
総額の差 | 0 | -41243 | -215799 |
Zが41,243円お得でした。
今後13年間のガソリンの平均価格が200円だった場合
HYBRID Zが12,187円お得、HYBRID Z E-Fourは-159,652円でした。
今後13年間のガソリンの平均価格が300円だった場合
ロシアや中東情勢の緊迫化などでオイルショック的なことが起きてガソリンの価格が跳ね上がることもあるかもしれません。
その場合はHYBRID Zが190,287円、HYBRID Z E-Fourは27,535円お得でした。
まとめ
ガソリン車とハイブリッド車でそこまで差がないという結果になりました。ハイブリッドが圧倒的にお得だと思っていたけどそうでもありませんでした。
Zはトヨタチームメイトが追加できないので93,500円分だけ車両価格が安くなっていることが影響しているようです。トヨタチームメイトのアドバンスドパークが必要であればHYBRID Z、HYBRID Z E-Fourを選択することになります。
どちらにしてもガソリン代だけで100万円くらいかかってしまいます。
私の場合は今後13年間の間に何度か雪深い長野の山奥で運転する可能性があるので、もしもクルマを買うのであればHYBRID Z E-Fourを選ぶことになりそうです。