読書

「ビジネスモデルを見える化するピクト図解」を読んだ

Xで流れてきて気になっていた「ビジネスモデルを見える化するピクト図解」を読んだ。2010年の本なので15年前だけど新商品開発せずに今の商品で利益をあげることを考える方法について勉強になった。画期的で新規性のある商品を作らなければ売上にならないという思いこみがなくなったので読んでよかった。商品の優位性だけで売れるかどうかが決まるのではなくビジネスモデルとインカムラインも大事。

3行まとめ

  • 新商品開発はリスキーなのでまずは今の商品で利益を上げることを考える
  • 既にあるビジネスモデルを組み合わせて販売できないか検討する
  • オズボーンのチェックリストやアナロジー発想法などを活用する

読書メモ

プリンターの消耗品モデル
出版社のビジネスモデル
雑誌をムックに
雑誌から通信販売
雑誌から単行本
商品の優位性だけで勝負するのではなくビジネスモデルが大事
ユニクロのフリースは売り上げ5パーセント、下着や靴下など定番商品を売る
「ウェブサイトを拝見し貴社のビジネスにおいて以下のような提案をしたり他にもいろいろお手伝いさせていただけることがあると思うのでいちど応援してお話を伺えないか」とコンサル
ただ足を運ぶよりもクライアントを理解して商談するほうが効果的
ビジネスの3W1H、「誰が」「誰に」「何を」「いくらで」
ビジネスとは価値の交換

様々なビジネスモデル

  • 物販モデル
  • 小売モデル
  • 広告モデル
  • 合計モデル
  • 二次利用モデル
  • 消耗品モデル
  • 継続モデル
  • マッチングモデル
  • 横取りモデル(ダイソーがインクカートリッジ売る)

アイデアの広げかた

オズボーンのチェックリスト
アナロジー発想法
陳列棚を見張るルートセールス
旅行業界のイールドマネジメント
今の商品で利益を上げることを考える
商品企画、事業企画、収益企画
煮魚のアウトレット、正規品への送客、合計モデル
インカムラインを増やすことでリスキーな新商品開発に着手することなく既存商品のみをもとにビジネスモデルを進化させていた結果見事売上回復できた
既にあるビジネスモデルの組み合わせがアイディアを広げる
創造性と言うのは物事の結びつけることに過ぎない
消費者頭と経営者頭でビジネスモデルを読み解く
広げたアイデアの風呂敷をたたむ
問題を自分で作りその上で回答を求める
問題すら設定できていない状態のままビジネスしている会社が少なくない

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